+LiA [藪から棒な独り言]

信州の過疎村生まれインド育ち。アート活動、北欧での絵本の勉強を経て、シドニー大学美術学部卒業。
現在東京在住のアーティスト兼大学院生・LiAの雑記。
中国のアート雑誌に掲載していただきました!
イギリスの雑誌“Computer Arts”の中国版に、一アーティストとしての
インタビュー記事、作品×2と最新の展覧会の写真などが掲載されました!
8月号なのですが、手元に届いたのが数日前なので…遅ればせながらご報告!




ちなみに、自分のこと(というか自分の発言!)が書いてあるのに読めていません(笑)。
中国語が堪能な友人に助けてもらわねば(汗)!







これまで中国とは一切繋がりがなかったにも関わらず、
編集の方から突然ご連絡を頂き、こうして取り上げていただいたことは
本当にありがたく、励みになりますねー!頑張らなくちゃ…な!
ART。
バースデイ独り旅4日目:誕生日当日―おじさんと海―
初日2日目朝2日目昼2日目夜3日目

誕生日当日

まず朝一で「007記念館」を見学し、気分はジェームス・ボンド…になったところで直島を去る。



+

遂にやって参りました、この旅の超ハイライト!
誕生日当日の、とっておきの行き先は…





機密情報につき、洩らすことはできぬ!




…というボンド節(?)はこの辺にして(笑)

……冗談抜きにして…
も、申し訳ないのですが… 具体的な行き先は、本当に秘密にしちゃいます!

なぜかと言うと、この日訪れた場所は、<また密かに訪れたい地>に殿堂入りしたから!
そうです、素敵+大切すぎる地なので独り占めする魂胆です(笑)。

この地図の円のなかの何処か、ということだけお伝えしよう(笑)。
広範囲すぎるというツッコミは無しの方向でお願いします…。





+


さてさて、辿り着いた某所。


大きなリュックを背負い、写真を撮りながら海沿いをゆっくり歩いていると、
自然に、魚釣り中の地元の[還暦を迎えたばかりの]おじさんとの会話がはじまる。

おじさんは、私がはっきりと挨拶(ありがとうございます、など)をすることを
高く評価してくださり、このことがキッカケで会話がどんどん進んでいった。
(自分では無意識にしていた挨拶。人生の大先輩からお褒めを頂けて嬉しかった!)


…会話が進むどころか、色々と本当に親切にしていただいた。


まず、「お嬢さん、折角此処へ来たのだから、食べてご覧」と、
ご近所さんのお宅へ捕りたてのタコを貰いに行ってくださった。

いただいた、この超〜〜〜新鮮なタコは…



[食すのに忙しくて、ピントを合わせることも忘れた(笑)]


今までに食べた全てのタコのなかで、群を抜いて一番に美味しい、と断言できるお味!

調味料の一切を付けずに食べる(イメージ的には、喰らう、のほうが近いかな?!)生タコ。
まだ潮の匂いがして、柔らかくもコリッとした、しっかりした身。
しょっぱいのに、どこか甘い、深みのある味。

おじさん、最高の誕生日プレゼントをありがとう!

と、思いきや!プレゼントはこれだけではなかった!


自力では行かれない(1.観光客は知り得ない/2.物理的に車でないと辿り着くのは困難)
も・の・す・ご・く険しい処にある神社と、本州・九州・四国が一望に見渡せる
山頂の見晴らし台にまで、ご厚意で連れて行ってくださった!!


移動中も、人生の為になるお話をたくさんしてくださって、
まるで出来すぎたシナリオのような、ザ・誕生日仕様のトントン拍子!(なんじゃそりゃ)


まだまだお話を聞いていたかったけれど、時間は刻々と経ち、あっという間に、次へと進む時刻に。
おじさんの優しさと、この御縁に、心から感謝して、船に乗った。


+





ところ変わって、某離島。



日暮れと同時に一人晩餐会、兼、一人回想会・一人反省会等々開催。







続いて温泉。他に客がおらず貸し切り状態。ゆったり、しっぽり。




温泉から宿泊先へ向かう途中、人っ子一人いない真っ暗な海辺に寄り道。
そこで、生まれて初めて海蛍を見た!幻想的な水色の光… 息を呑んだ。




そうこうしているうちに夜は更け、宿泊先に着いて間もなくうとうと…

一日の幕を閉じようとしていると、唐突にノックの音が。
何事かと飛び起きると、宿の方が「電報…というかファックスが届いております」と微笑み顔。
手渡された紙を見て、私も思わず顔がほころんだ!

それは、内輪ネタ的なイラスト+メッセージから成る、家族からの誕生日祝い!
両親と弟、3人による共同作品(笑)だった!
(※携帯電話など持たずに出た旅だったので、連絡があるとは思ってもおらず…正真正銘のサプライズ)



[モザイクだらけですが…雰囲気だけでも伝わるかな?]


びっくり。嬉しい。ありがとう。

単純に言うと、というか、根本を言うと、そういうこと。

本当に、ありがとう!
…これに尽きる。


2008年9月5日。
23歳の誕生日は、「ありがとう」に始まり「ありがとう」に終わった!



+ + +



翌朝4時頃、日の出を観るために、無人島の山に登った。

街灯など当然ない獣道なので、懐中電灯や鈴を持参した、割とハード目なハイキング。

途中、たぬきやら何やらに遭遇しながら、ただ、ひたすら、登った。

山頂から拝んだ日の出は、「太陽を真っ赤に描くのは、あながち間違っていないのだな!」
などと痛感するほど、原色の赤のような鮮やかさだった。







「無人島」の山道を歩きながら、思った。

ここは、「無人島」と言えども、先人によって探検・開拓済の島。
この道も、誰かが、既に歩いたことがある。

―だからこそ、どれだけ楽しく歩く方法[アプローチ]を編み出せるか、
ということが、この道を進むうえでの大切な鍵のひとつだ。
(道以外の部分を認識し、ときとして道にしてしまうことも、重要)

現代におけるあれこれは、この「無人島」や「道」と似た状況下にあるなあ…
とか、とか。


+


早朝の軽登山で汗を流した後、この旅最後の温泉入浴でさっぱりし、朝7時前に宿を出て、
帰路についた。

往路は青春18きっぷも使ったが、復路は新幹線にて!
(詳細には船→バス→普通列車→新幹線×2→普通列車)




[帰り道。バスの窓から見える海と、制服を着た学生さんのシルエットが美しくて…写真を撮らせてもらった]



帰り道で気付いたのだが、思い返せば、初めての国内一人旅はちょうど10年前!13歳のとき。
お金を貯めて、広島へ行ったっけ。そして今回、奇しくも広島に滞在した時間が一番長かった。

それを踏まえて… 今回の「バースデイ独り旅」の結論(?)は、コレ:






…いやはや、濃ゆい旅だった!これだから、旅はやめられない!





一生、旅人宣言。LiAでした。




+ + +





激遅更新+駄文長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

<完>
旅。
バースデイ独り旅3日目:アンデルセンからアート島へ
初日2日目朝2日目昼2日目夜

3日目

誕生日前日。本日「も」晴天なり!
昨夜到着した倉敷市内観光をしたかったが、時間の都合上断念。
山田屋旅館さんに別れを告げ、一直線、倉敷駅へと向かった。


[駅への道のり。一般の歩道/車道とは思えないメルヘンさ!]



倉敷駅前は、チボリ&アンデルセンの世界そのもの!


[駅前の朝の顔]

予定を変更して倉敷も回りたいな…という込み上げる思いを押し殺し、電車に。
今度はゆっくり来ます、倉敷!
(補足:後々知ったが、駅前のチボリ公園は今年末で閉園してしまうらしい!)



昨日からなんだかんだで一緒にいたクレイジーな2人ともここで解散。
お疲れ様でした!最ッ高でした、ありがとう!

+

さあ、次だ、次!

まずは岡山駅に行き…



衝動的にアンパンマン列車に乗りそうになりつつ(笑)


[乗るのはこっち]

…ローカル線に揺られること1時間ちょっと。

+

宇野に着いた!





[駅前]


[駅前のオブジェ]

ところで、この旅の間にこういった白ポストを何ヶ所かで見かけた。
現役活躍中なんだなあー!



閑話休題。
駅から少し離れたところにあった小さな食堂で腹ごしらえをしてから、旅客船乗り場へ。



そう!3日目の行き先は、言わずと知れた、あのアート島。

錚々たる芸術家・建築家らによる作品が島中に散りばめられている、「直島」だ。

+


[宮浦港(直島)のフェリーターミナル]



直島に着いてすぐに宿泊先に荷物を預け、ここからは、とにかく、歩き回った。



地図はしまい、炎天下、まとわりつくような潮風を肌で感じながら、ただひたすら、歩いてみた。















どこを切り取っても、とてもフォトジェニックな町並みだった。










そうそう、途中見つけたこの看板が気になった!なおしま88ヶ所!
自動販売機の後ろという妙な場所にあって(笑)、これ以上近づけなかったのだけれど…。






そして、地中美術館へ。






建物も含む、全てが作品、という空間。
此処で、今この瞬間にしか、ありえない、太陽光や空を使った作品などによる、
異次元のような、非現実的な世界。3人のアーティストによる作品のためだけの、美術館。

なるほど、こんな美術館もあるんだ!

他の来館者が少なかったので尚更、何処か別世界にいるような感覚だった。


+


このあとも幾つかのアート・スポットを巡り、最後にジェームズ・タレル(James Turrell)の
「バック・サイド・オブ・ザ・ムーン」(1999年/設計:安藤忠雄)へ。

実は私が直島に来た理由は、敬愛するタレル氏の作品を体感するため…
と言っても過言ではないほどで、此処に来ることを心から楽しみにしていた。







体感型のこの作品は、人間の心理や視覚といったものの特性をうまく利用しており…
ものすごく端的に言うと、入館当初は全く観えない作品が、時間を経て、観えるようになる。
私はこの日の閉館時間間際に訪れた最後の客で、ラッキーなことに、一人で鑑賞(体感)をした。

それにしてもこの作品ほど、
百聞は一見にしかず、という言葉がピッタリな作品もないだろう!


圧倒。
圧倒された。

正直、これまで現代アート作品に「圧倒」された試しがなかったのだけれど、それは単純に、
自分がチューニングできるアーティストというか、好みの作風のアーティストを知らなかっただけ。
アーティストに限らず、選択肢のあるものは、何だってきっとそう。
チューニングができる対象と出逢った瞬間は、こんなにも清々しいんだなあ!…とか思った。

誕生日なんて、ただの区切りでしかないのだろうけれど、でも、その個人的な一年間
サイクルのちょうど最後に行ったこと/感じたことがこれというのは、すごく、素敵!


という(自己満足の)魔法が解けてしまう前にと(笑)、足早に宿泊先へ帰り、夜8時くらいに就寝した。
(本当はただ眠かった)







+ + +



+ + +



あと一日でおしまい
旅。
バースデイ独り旅2日目[3/3]:洞窟のサウナ→山田邸
初日2日目朝2日目昼

[3/3] 夜編

…というわけで、無人島探検(?)を終え、フェリーにて本州へ戻った。
(※1日分の日記を3分割にしたので「夜編」としたが、厳密には夕方〜夜編だっ…)



そうそう、書きそびれていたが、この日の昼+夕(←一括)食は「タコ天とじ丼」!
もはや<赤の他人丼>(笑)なこの初めての味、超絶品だった!




+


さて、あとは宿に向かう以外、特にプランを立てていなかったが、
午前中にどこかで見た張り紙に書かれた短い一文が気になって仕方がなかった。

確か、「石風呂。洞窟に敷き詰めた海草を熱し、そのエキスにひたる江戸時代のサウナ」
と書かれていた。張り紙上の情報はそれだけで、住所や電話番号は未記載。

…う〜む、気になる!行きたい!行かなければ!

この「石風呂」なるものが、近郊にあることだけは間違いなさそうだったので、
地元の親切なおばさんと勘を頼りに、とにかく向かってみた

ら、

あった!





写真ではあまり伝わらないが、ものすごく迫力のあるロケーション!



[海面にある2つの点は、海に浸かっている人間の頭です]


この日は平日とあって、石風呂の他の利用者は地元の常連さん若干名。
完全なるよそ者感漂う我々に、女将さん並びに常連さんが石風呂入浴(というか入室?)
のいろはを説明してくださったりと、とても良くしていただいた(感謝!)。

…というのも、風呂は風呂でも、石風呂は湯船に浸かるのではない、蒸し風呂。
それも、洞窟の中に藻を敷き詰めて作られた古代のサウナ空間、なのだ。

私も連れの2人も、初めての石風呂!
こちらの石風呂は混浴(?)なので、水着を着てみんなで一緒に入った。

石風呂への入り口は、四つん這いにならないとくぐれない小さなドア!
通り抜けるときの気分は和製不思議の国のアリス(笑)!?



[60〜90度の高温石風呂と、40〜60度の比較的低温な石風呂がある]


石風呂(=洞窟)の内部は、
真黒で艶めいた岩肌に、柔らかい藻のカーペット、裸電球ひとつ(確か)。


なんとも言えない異空間&安心感に、全員無言&放心状態。


今までに入ったことのあるどんなサウナとも異なる、人工の設備では恐らく再現できない、
<優しい暖かさ>があった…!匂いも、良かったなあ…。

出ては入り出ては入りを何度も繰り返し、途中、海で身体を冷ましたりもした。
(ちょっと、スウェーデンで体験したサウナ⇔海に入る文化を思い出した。)



[この日の旅ノートより。ちなみに左上は、この石風呂のすぐ外の海には
尖った石がゴロゴロしているので靴を履くなりしないと痛い&危ないよ、っていう図]



こうして、日が暮れるまで、石風呂で過ごし、芯まで温まった。

大・満・喫 に他ならない。

こういった石風呂は、時代の流れとともに激減の一途を辿っているそうなので、
機会があれば是非入ってみては!


+


石風呂を後にし、電車に揺られること2時間。

宿泊地は、ところ変わって、「倉敷」!



[倉敷駅の改札を出たところ]


(ちなみに、島探検のみ合流するはずだった例の2人も一緒に来た(笑)。旅は道連れ☆)

ほとんど下調べせず降り立った倉敷駅のすぐ外が「チボリ公園」で、びっくり!





よく考えてみれば聞いたことはあったのだけれど、
倉敷の美術館や古き良き町並みのほうばかりに着目していたので…!

スウェーデンのマルメに留学していたとき、ストックホルムよりもマルメに近い
デンマークのコペンハーゲン空港を利用していたので、世界最古の遊園地と言われる
元祖・チボリ公園が目と鼻の先にあった。もちろん、遊びに行ったこともある。

それなので、個人的にチボリ公園は思い出深い場所。
ここ倉敷でまさかのチボリ公園のお出迎えとあって、思わず顔がほころんだ。


+


駅から歩くこと10分少々。

我が家が見えてきた!!?

ほら、ほらね!





…「我が家」改め、同姓の方が営んでらっしゃるお宿を発見!





完全にアウェーなのに、完全にホームな気分。
これぞまさしく山田パワー(笑)。

2日目の夜は、こちらにお世話になった。
山田パワー抜きにしても(笑)、アットホームで良心的なお宿!

早速くつろいで、3人で酒盛りをしながら長かった一日を〆た。



[数日前に八十八ヶ所巡りを終えた友人が納経帳片手に思い出話をしてくれた。
成し遂げる、ということの凄さを感じた]



+ + +



+ + +


もうちょっと続きます
旅。
バースデイ独り旅2日目[2/3]:毒ガスとウサギと廃墟の無人島
初日前回

[2/3] 昼編

今回の旅の目玉とも言える、「大久野島(おおくのしま)」に上陸。
その存在を知った高校生の頃から今まで、ずっと来てみたかったこの島に、遂に降り立った。



[静けき孤島の玄関]

かつて(昭和4年〜20年)日本陸軍によって毒ガスの生産が秘密裏に行われていた
大久野島は、現在住居者数ゼロの無人島。(※ちなみに島内に飲食/宿泊施設はある)

化学兵器製造の過去から「毒ガス島」や「地図から消された島」と、
そして放置されたウサギが島中に繁殖したことから「ウサギ島」とも呼ばれる、
唯一無二の歴史を辿った島だ。



[人っ子一人見当たらないなか、向こうから一目散に駆け寄って来たのは…]


[…ウサギ、うさぎ、兎!]


[あっちにもウサギ]


[こっちにもウサギ]


[そっちにもウサギ]


[ウサギの耳をかたどった集音器]


[こうやって使う]


+


ウサギ達に囲まれながら、まず向かった先は「毒ガス資料館」。
毒ガス製造に実際に使われた装置から、被害者の写真まで展示されていた。





展示を見たあと、パンフレットに書かれた「戦争の悲惨さを 平和の尊さを 生命の重さを」
との一文が、実に多くを語っている…と思った。


+


そして、ここからは散策の時間。
周囲4.3kmの小島だが、周囲だけでなく山(丘?)にも登ったので、ガッツリ歩き回った。



[こんな道のり]


[かわいい植物発見]




途中、「毒ガス貯蔵庫跡」を通る。





―そう、大久野島には、毒ガスを生産していた当時の軍事施設の遺構が今も佇んでいるのだ。

以前スウェーデンで廃墟を見つけて興奮していたので、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、私は廃墟に哀愁の入り混じった美を感じる。

そのため、この日もこのあたりから大興奮。
島内の廃墟を次々と巡った。



[砲台跡付近]










気付けば、島の頂上に。



[絶景]


[汗だくの記念写真]


[一休み]

山頂での一休みを終えて、ラストは(個人的に一番来てみたかった)「発電所跡」。



[…見えて参りました!]


[ババーーーン!]










…身震いしそうだった。



[向いは真っ青な瀬戸内海]




+


そうこうしていると帰りのフェリーの時間になり、大久野島でのひとときは幕を閉じた。
なんとも言葉で形容することが難しい空間であった。色々な意味で、スゴイ場所。
行って良かった!





さて、次の目的地へ!
…とその前に、水着で洞窟だって?!


まだ続きます
旅。
バースデイ独り旅2日目[1/3]:車窓から瀬戸内海そして忠海へ
前回

旅2日目。
この日は出来事が盛りだくさんだったので、朝・昼・晩の3部に分けて綴ります!

[1/3] 朝編

日が昇って間もなく、京都を出発。
時間の都合上、ここから先は青春18きっぷは使わず、新幹線で広島へと向かった。





[乗り継ぎのために降りた新大阪駅にあったこの広告が、大阪気分を味わわせてくれた!]



三原駅(広島)にてローカル線に乗り換えるやいなや…
隣の座席に、東京の友人を発見!!



…ご説明しよう。
実は、2日目は番外編として、同級生のN君と合流することになっていた。
N君はこの数日前に単身・四国八十八ヶ所巡りを終えたばかりのなかなかのツワモノ。
以前、私がこの日行く場所について話をしたところ彼も非常に行きたがり、それでは…と。

駅で落ち合う予定だったが、駅に向かう電車のなかで出くわした、というわけ。
ちょうど広島を旅行中だったN君のお友達のT君も一緒になり、3人の珍道中、開幕(笑)。
(※変わり者×3という相乗効果で異常なテンションの高さになった我々)


+


…とかなんとかワイワイしていて、ちょっと車窓から目を離していたら…


わあ!!!





一面に広がる瀬戸内海!!!!

なんという美しさ!
電車が海の上を走っている錯覚さえも起こしそう…!
特に私のように初めて観る者にとっては、夢のような光景だった。





+


車窓にへばりついていたら、あっという間に、目的の駅「忠海(ただのうみ)」に到着。





忠海からフェリーに乗るので、出発時刻まで駅周辺を散策した。



[自ら横断歩道を渡る犬と遭遇。きちんと左右を確認していた!]


[温かみのあるバス停]


[徐々に、フェリー乗り場へと向かう…]




海と陸との調和とコントラストがとても素敵な町並みだった。
穏やかさや静かさのなかは、そこに潜む自然の大きさ[強さ・恐ろしさ]をも感じる。



[釣り人]


+


ちょうど町を一周したところで、フェリーに乗る時間に。

一般の方の乗用車や自転車が、ごく普通にフェリーに乗り降りしているのも、
海と隣接した、特に島の多い地域ならでは。




そして乗船。


向かう先は、毒ガスウサギ廃墟…というキーワードで語られることの多い、
あの、無人島



[ドドーン!]


続きます
旅。
バースデイ独り旅1日目:鈍行で東京→[静岡]→京都
誕生日(9月5日)に合わせて、数日間の独り旅に出ていた。

この期間中は携帯電話とインターネットを使わないと決め、
ノートと時刻表を片手に、ストイックに(?)目指すは瀬戸内海。

+

初日は、青春18きっぷを使って(すなわち鈍行で)東京から京都まで行くという、移動中心の日。
朝7時頃行動を開始し、ひたすら電車を乗り継いで行く。



…とは言え、途中静岡にて、お昼休憩も兼ねて一旦改札の外へ。
かねてから行ってみたかった「静岡科学館る・く・る」に立ち寄る。

目当ては、視覚や聴覚にまつわる不思議な現象を体験できる/解説されている「いきいきゾーン」。
平日の真昼間だったので、来館者も少なく、かなりじっくり見て回れた。
子どもだけでなく、大人も楽しめる&勉強になる!


[この色合いと言い、幾何学模様的な感じと言い…自分の部屋にしたい(笑)]


[視界一面が一色に染まるこの装置、ヒーリングなんかにも応用できそうだなあ]


[「さかさま世界」のコーナーでは、物理的には通常通りの部屋なのに、
視覚的には上下が逆…という不自然な状態を体験できる]



[イエーイ!]


[お手洗いも(笑)超カッコ良い!]


…と、ゆっくりしていると、この日のうちに京都へ辿り着けなくなってしまうので、
足早に静岡を後にし、電車の旅を再開。

途中、駅の売店で「TOICA」を初めて知り、
JR東日本からJR東海に変わっていたんだー!と改めて実感。


[JR東日本のSuicaとJR西日本のICOCAしか知らなかったー(>_<;)!]





そして、電車に揺られること約5時間…







[目に優しい景色…いいですねえ]


[このタイプの座席が一番、長時間座るに適していた気がする!]

…途中、雷雨のためダイヤの乱れが発生したので、京都に到着したのは19時過ぎ。

この日は京都に住む従妹の処に泊まらさせてもらうということで(感謝)、
彼女と駅で待ち合わせ、近くのレストランでお夕飯を共にする。



前回5月に会ったとき、お互いを高めるための課題を出し合っていたので、
その後の進展をチェックしたり、他愛ない話をしたりと、親族水入らずな時間を過ごし、
約10時間にも及んだ鈍行DE移動DAYの疲れを癒した。

+ + +



+ + +

旅2日目は、ついに念願のあの無人島へ!…廃墟!

続く
旅。
[業務連絡] 9/6まで旅に出ています。
旅に出ます。探さないでください。



…もとい、9/2〜6の期間中はインターネットも携帯電話も繋げないので、
音信不通状態となります。悪しからず!
旅。
[感動] 視覚障害者の方がリードしてくれる真っ暗な世界
「超」がつくほど念願の、“DIALOG IN THE DARK 2008”(日本版)参加をした。

DIALOG IN THE DARK(DIALOGUE IN THE DARKとも書かれる/以下DID)は、
真っ暗闇のなかで開催される、目では見えない、体験型展覧会(ワークショップ)。
ドイツのAndreas Heinecke哲学博士が1989年に考案し、以来世界20ヶ国で開催されている。

参加者は白杖を手にし、「アテンド」と呼ばれる視覚障害者の方にリードされながら、
視覚以外の感覚を頼りに暗闇のなかを進んでいく。



暗闇のなかがどんな造り[位置関係]になっていて、どんな障害物があるのかは、
参加者自身がなかに入り、実際に体験するまで分からない。
池があるかも知れないし、横断歩道があるかもしれない。この飲み物は、何だろうか。
…それはまさに、視覚障害者の方の「日常」。

アテンドさんは、丁寧に、声や、手を使って、参加者をゴールへと導く。
この空間では、視覚障害者の方と、そうでない私たちの立場が、いわば逆転する。
(もしくは対等になる)

+ + +

私が参加した回の他の参加者は:おおよそ60代・50代・30代・20代(×2)くらいの
男性5人と、30代・20代くらいの女性2人。アテンドさんは20代くらいの男性。
普段、日常生活で、何かを共にすることはきっとない9人。

暗闇で具体的にどんなアクティビティをしたのかはナイショにしておくが、
ひとつ言えることは、声を掛け合うことは、ものすごく大切だということ。

当初、何も見えない世界に立ち入ったときには、やはり不安感があったが、
しばらくすると皆の声を聞くことで、とても心地よく感じるようになった。
特に、安定したアテンドさんの声と、穏やかな60代男性の声が、本当に頼りになった。
「声」がこれほど安心させてくれるとは…!
(音が聞こえにくい場合は触れることが安心に…なども実感)

そして、何よりも、視覚障害者であるアテンドさんに誘導してもらい、
対話するなかで、初めて知り・感じた様々なことに、感動した。心底、感動した。
ここまで深く感動することは、なかなかない。

これを舌足らずな文章に起こしたところで、その真意は伝わらないことは判っている。
でも、あえて、書いておきたい。

気付かせてくれて、ありがとう。

+ + +

自分のある意味マイノリティな生い立ちのせいもあって、
他人の立場からものを考えてみること、そして「体感」することの大切さを
日々痛感&力説している私にとって、DIDとの出逢いは衝撃的だった。

DIDでは、ただ単に見えない世界を体験するのではなく、様々な発見をすることは
もとより、恐らくこれまでにありえなかった種類の「共感」と「団結」をする。
また、“otherness”(他者・他性)への意識が高まり、他者を受け入れることの
大切さを再認識するプラットフォームでもある。

こういったプラットフォームは、細分化・新しい種類の格差が進む国際社会で
ますます重要になっていくと思う。

これからも、全世界で続けていって欲しい展覧会である。

+ + +

(昨年のCMだが、参考まで。ちなみに今年は学士会館で開催された)

Tokyo生活。
ワイン・テイスティングと「東京オンリーピック2008」
母と暫くぶりのデートハート

まずは母に同行させてもらい、初めてのワイン・テイスティング体験。
…と言っても私は、どのお品も美味しいなあと、次から次へと飲んでいただけのド素人(笑)。
自分の鈍感な味覚を再確認した(笑)。



その後、腹ごしらえに回転していない(!)お寿司をいただき、
夜には「東京オンリーピック2008」鑑賞@新宿バルト9。

「スキージャンプ・ペア」の真島理一郎氏が総監督を務めた、映像による新スポーツの祭典
…といったところだろうか。

個性豊かな15組のクリエーター達が編み出した型破りな新競技[作品]が開催[上映]された。
文字ではなかなか説明し辛いので、ご興味のある方は公式サイトで予告編を是非ご覧あれ。

ちなみに、私が最も熱狂した競技は「和卓球」!大好きです、あのセンス。
「巨大相撲」と「男子親離れ」、それに「開会式」と「閉会式」もかなり最高だった。

特記すべくは、大抵入場料が1800円程度である映画館では「高っ!」感が否めない
2500円だが、実は監督や映像作家による生トークショー付きだったりするということ!

…というわけで、ワインあり お寿司あり 爆笑あり トークショーありの、
なんとも贅沢な一日を過ごした!いつか、私が母親になった暁には、
自分の子どもにもこんな素敵なデートを提供できるよう頑張ろう(笑)。
Tokyo生活。